「タッチケア」を伝えるアロマセラピスト.あとりえ柚子香yuzcaの谷 淳子です。
体調がすぐれない時や不安なとき、誰かに背中をさすってもらって辛さが和らいだ経験はありませんか?
あたたかい手で触れられることで心と体が変化することは「気のせい」ではなく、体のメカニズムとして確かな理由があります。
幸せホルモンといわれるオキシトシン.セロトニンの作用です。
そしてこの作用は、自分で触れることでもコツを押さえれば、同様に効果を得ることができるのです。
コロナ禍でセルフケアの大切さが見直されています。
アロマセラピストとしてたくさんの方に施術してきた経験と理論をふまえて、タッチケアの実践をワークッショップ形式で伝える活動しています。
元々3人の子どもの子育て期間をはさんで25年間、保育士として勤務していました。
夫の赴任に付き合った東京在住中にアロマテラピーに魅せられ、50代半ばでまったく新しい資格への挑戦を始めることになったのです。
札幌に戻り2018秋「アロマの資格で子育てを応援できるはず。でもどう動いたらいいの?」一人で考えても欝々と行き詰まるばかり・・・そんな時なっちゃん(代表理事:繁富奈津子さん)に出会いました。
エネルギー溢れる笑顔に魅かれて、勧められるままにイベントをいくつも見学。
翌年には自分が参加する側になり、多くの方にハンドトリートメントする機会をもらいました。
来場者のどんな小さな感想も一緒に喜んでくれるなっちゃんがいる、ともに出展したNorth-Womanメンバーと達成感が分かち合える、それが嬉しくて次へのエネルギーになっていたのは間違いありません。
これまで自宅サロンでの施術と並行して、札幌市の託児付き子育て講座講師・ここシェルジュsapporoセミナー担当・カルチャー教室講師などで子育て応援に携わってきました。
さて話は戻りますが、イベントには時折男性もいらっしゃいます。この企業戦士の感想もなっちゃんに届いたもの。
「仕事が終わるといつも惰性で飲みに行っていた、でもこのマッサージを受ける方がいいかも…」
「ハンドマッサージのあとずっと晴れ晴れと気持ちよく仕事ができました」
プロに受けるのはもちろんですが、日々のちょっとした触れ合いがストレスを緩和させてくれます。
親子やパートナーで行う手当てには「気持ちいい」だけではなく、思いがけない感情の変化がおこって嬉しくなることもしばしば・・・
次回コラムで「言葉はなくてもあなたが大切!が伝わるハンドトリートメントテクニック」「小5男子が受講してパパが涙ぐんだエピソード」もご紹介したいと思っています。
【NorthWomanスペシャルトークに出演】聞き手.繁富奈津子さん
https://www.youtube.com/watch?v=p-0iZQAd9I